ディマンドリスポンスの仕組み

ディマンドリスポンスの仕組み

電気の需用量を巧みに制御するディマンドリスポンス

需要量と供給量を常に一致させ、需給バランスをとるのが必須とされる電気。これまでは、需要量に応じて発電所を増設するなどの調整を行い、供給量を確保してきました。一方、欧米では、電気の需要量を制御する「ディマンドリスポンス(DR)」で、需給バランスを安定させる取り組みが普及しています。
近年の日本では、再生可能エネルギーの導入拡大に伴い、電圧、周波数といった電気の品質の確保が課題となっているほか、東日本大震災をきっかけにエネルギー供給の制約や集中型エネルギーシステムのぜい弱性も明らかになりました。このような状況を背景に、電気の需用量を無駄なく、賢く制御する「ディマンドリスポンス(DR)」を活用する取り組みが進んでいます。

ディマンドリスポンスの仕組み
インセンティブ型ディマンドリスポンス=ネガワット取引

インセンティブ型ディマンドリスポンス=ネガワット取引

削減されたコストが報酬に

インセンティブ型ディマンドリスポンスとは、電力会社がインセンティブ(報酬)を支払うことで、事業者等のお客さま(需要家)に電力需要の抑制を促す仕組みのことを指し、「ネガワット取引」とも呼ばれます。 電力会社とお客さま(需要家)の契約に基づいて需要抑制の要請を行うことで、より確実な需要抑制が見込めるのが特徴です。お客さま(需要家)が積極的にディマンドリスポンスに参加することで、従来、ピーク需要のために用意しなければならなかった発電機などの建設コストや維持管理コストが削減可能となり、取り組みに参加した需要家には削減したコストが報酬として分配されます。

インセンティブ型ディマンドリスポンス=ネガワット取引
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