SVリーグとVリーグの違いは?運営・条件などを詳しく解説

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今年スタートした「SVリーグ」は、日本国内のトップリーグとしてプロ化を目指す新リーグです。

一方、お馴染みの「Vリーグ」は、これまでの名前を引き継ぎ、新たに「SVリーグ」と二部制を採用する形で再編されました。この構造は、サッカーのJリーグにおける「J1」と「J2」に似ています。

両リーグは、パリオリンピックで活躍した日本代表の選手たちが所属チームでプレーを披露する舞台となります。

本記事では、バレーボールに親しまない方々にも分かりやすく、SVリーグとVリーグの違いや特徴について解説します。

目次

SVリーグとVリーグの違いは何?2つの大きな違いを解説

バレー 新たなトップリーグ「SVリーグ」発表 参加チームは… | NHK | バレーボール
  • 運営組織
  • ライセンス条件

SVリーグとVリーグの違いを確認したところ、大きな項目として2つの違いが挙げられます。

①運営組織の違い

運営組織の違いについては以下のようになっています。

  • SVリーグ:一般社団法人SVリーグ(略称:SVL)
  • Vリーグ:一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(略称:JVL)

SVリーグは世界レベルを目指すチーム運営を行い、Vリーグは地域密着型での運営を行います。

このため、運営法人が異なり、各リーグで業務がスムーズに行われるよう調整されています。

運営上の差異が各リーグの収益や運営方針にも影響を与える可能性があります。

②ライセンス条件の違い

以下の表でSVリーグとVリーグのライセンス条件を比較します。

条件SVリーグVリーグ
ホームゲーム基準最低80%以上のホームゲーム開催最低60%以上のホームゲーム開催
アリーナ規模2029年まで最低3,000名、その後5,000名以上現在2,000名、2029年まで750名
クラブハウス必須推奨
売上基準2029年まで最低4億円、その後6億円以上2030年まで推奨、その後2億円以上
人材配置アナリスト・通訳・医師必須アナリスト・通訳・医師推奨
監督・コーチ基準監督+コーチ4人以上必須監督+コーチ3人以上必須
外部監査必須推奨

SVリーグへの参加には厳格な基準が設定されており、Vリーグと比べて、クラブハウスの設置やアリーナの規模など、より高い要求があります。

このライセンス基準から、日本のバレーボールが国際競技としての地位向上を目指していることが見て取れますね。

SVリーグとVリーグの特色や詳細解説!初心者向けの観戦ポイント

2024年10月、バレーボールの「SVリーグ」が開幕します。同じく「Vリーグ」も新シーズンを迎えます。

今年から変わるリーグの構造を見ていきましょう。

SVリーグとは?

2024年10月にスタートする「SVリーグ」は、国内トップチームを再編して名付けられた新リーグです。

男子は10チーム、女子は14チームで構成され、2027年までのプロリーグ化を目標としています

バレーボールのプロリーグが現在存在しない中で、この新リーグは「強く」「広く」「社会的に」の3つの「S」の理念を持っているといいます。

Strong(強く)
Spread(広く)
Social(社会)

Vリーグとは?

2024年10月からスタートする「Vリーグ」は、SVリーグの下位リーグと位置づけられています。

男子18チーム、女子11チームで、以前から実業団チームが多数参加している伝統的なリーグです。

新たな基準によってSVリーグに参加できなかったチームがVリーグに名を連ねており、来年度以降、基準をクリアしSVリーグでの活躍を目指すチームも現れるでしょう。

SVリーグとVリーグのチーム構成と注目選手【2024】

2024年度のチーム構成は以下の通りです。

  • SVリーグ:男子10チーム、女子14チーム
  • Vリーグ:男子18チーム、女子11チーム

パリ五輪での活躍が見込まれる選手たちが国内リーグでプレーする機会を得ることで、バレーボールファンにとっては見逃せないシーズンになりそうです。

SVリーグ2024の注目選手まとめ

バレーボールSVリーグ2024についての注目すべき選手をまとめた情報はこちらです。

ネーションズリーグ・パリ五輪を盛り上げてくれた選手が勢ぞろいです

SVリーグ男子の注目選手の一覧

チーム名注目選手
ヴォレアス北海道(特筆すべき選手なし)
東京グレートベアーズ深津旭弘、柳田将洋
VC長野トライデンツ(特筆すべき選手なし)
東レアローズ静岡アラン・ソウザ(ブラジル)
ジェイテクトSTINGS愛知宮浦健人、髙橋健太郎、関田誠大、小川智大、トリー・デファルコ(アメリカ)、リカルド・ルカレッリ(ブラジル)
ウルフドッグス名古屋ティネ・ウルナルト(スロベニア)
大阪ブルテオン(旧パナソニックパンサーズ)西田有志、山内晶大、富田将馬、山本智大、トーマス・ジェスキー(アメリカ)
サントリーサンバーズ大阪小野寺太志、高橋藍、アレクサンデル・シリフカ(ポーランド)
日本製鉄堺ブレイザーズルチアーノ・パロンスキー(アルゼンチン)
広島サンダーズ(特筆すべき選手なし)

有名選手が名前を連ねていますね!

こちらがSVリーグ女子の注目選手の一覧です:

チーム名注目選手
アランマーレ山形(特筆すべき選手なし)
デンソーエアリービーズロザマリア・モンチベレル(ブラジル)
Astemoリヴァーレ茨城(特筆すべき選手なし)
群馬グリーンウイングス(特筆すべき選手なし)
埼玉上尾メディックス岩崎こよみ、山岸あかね、ロゾ・サラ(セルビア)
NECレッドロケッツ川崎山田二千華、和田由紀子
KUROBEアクアフェアリーズ(特筆すべき選手なし)
PFUブルーキャッツ石川かほく(特筆すべき選手なし)
クインシーズ刈谷(特筆すべき選手なし)
東レアローズ滋賀ロホイス・ジュリエット(オランダ)
大阪マーヴェラス(JTマーヴェラス)林琴奈
ヴィクトリーナ姫路井上愛里沙、宮部愛梨
岡山シーガルズ(特筆すべき選手なし)
SAGA久光スプリングス荒木彩花

これらのチームには、新たに加わった外国人選手もおり、観戦するのがさらに楽しみですね!

次に、Vリーグのチーム構成を見ていきましょう。

Vリーグ2024のチーム編成完全ガイド

バレー好きな方ならVリーグでの試合結果も多いに気になるところですね。

Vリーグ2024の男女各チームについては以下の通りになります。

Vリーグ2024【男子】

  • 北海道イエロースターズ
  • つくばユナイテッドSunGAIA
  • レーヴィス栃木
  • 埼玉アザレア
  • 千葉ZELVA
  • 東京ヴェルディ
  • 富士通カワサキレッドスピリッツ
  • 長野GaRons
  • アイシンティルマーレ碧南
  • 大同特殊鋼知多レッドスター
  • ヴィアティン三重
  • 近畿クラブスフィーダ
  • クボタスピアーズ大阪
  • きんでんトリニティーブリッツ
  • 兵庫Delfino
  • 奈良ドリーマーズ
  • 福岡ウイニングスピリッツ
  • フラーゴラッド鹿児島

合計18チームが男子Vリーグに所属しています。

Vリーグ2024【女子】

女子チームの構成は以下の通りです。

  • アルテミス北海道
  • リガーレ仙台
  • 東京サンビームス
  • 信州ブリリアントアリーズ
  • JAぎふリオレーナ
  • ブレス浜松
  • ヴィアテイン三重
  • 倉敷アブレイズ
  • 広島オイラーズ
  • カノアラウレアーズ福岡
  • フォレストリーヴズ熊本

女子は合計11チームが参加しています。

Vリーグは、男子が18チーム、女子が11チームの編成で、試合期間は10月11日から4月上旬まで行われ、全44試合の後、4月中旬に上位6チームによるプレーオフが予定されています。

SVリーグとVリーグの最新動向と展望

バレーボール界の著名選手たち、例えば髙橋藍や西田有志、古賀紗理那がパリオリンピックでの活躍を受けて、メディアに頻繁に登場しています。

これはファンの注目が集まり、バレーボールの人気が高まっている証拠です。

今後もこの人気はさらに拡大していくことは間違いありません!

SVリーグの開幕戦が地上波で放送されることも決定していて、バレー人気は勢いを増すばかりです!

https://twitter.com/naho3o/status/1826993298772549799
\男子バレーボール情報/ 
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